ソムタムと青パパイヤサラダの違い
タイ料理屋では青パパイヤのサラダをソムタム、そして他の東南アジアのお店では青パパイヤサラダとして出されています。これは同じものでしょうか?それとも違うのでしょうか?
私が旅行先を含め様々な東南アジアで食べ回ったときの違いの感想です。
ソムタムは
ソムが酸っぱい。そしてタムがつくとか叩くを意味します。
つまり料理法です。だからタイでは青パパイヤをソムタムと言う料理法で出すと言う意味です。
一方青パパイヤのサラダは青パパイヤを千切りにしたものをドレッシングをつけて出すと言う感じです。叩いてはいません。
青パパイヤは繊維がかなり固いためにやはり柔らかくないと食べにくいです。
少量であったり、ゆっくり時間をかけて食べるなら良いですが、かなり硬いので食べにくさと消化のしにくさがあります。
その点ソムタムは石で叩いて柔らかくしてドレッシングも染み込みやすいと言うことになります。
上の写真はお店で使っているクロックヒンと言う石の鉢です。
木製の鉢もありますがやはり石で作るとうまい。タイ人はやはり石がいいと言っています。
ソムタムカフェでは石のクロックヒンが4つ、木製のクロックヒンも2つあります。どちらも使用していますがベースのものを作るときは必ず石で叩いています。
ただ石はとても重いので作るのが大変です。タイを旅行すると大体屋台でソムタムは女性が作っていますので木製のクロックヒンを使用しています。
たたく棒も木製の場合は軽くて扱いやすいのです。だけど実際よく見てみると2〜3回叩くだけであまり叩いていません。
ソムタムカフェは重たい石を使っています。だからちゃんと叩けて柔らかくなっています。
これが本式です。ぜひお店に食べに来てください。
0コメント